2007年6月12日火曜日

フレデリック フォーサイス

先週 図書館で久しぶりに”フレデリック フォーサイスの本を見つけた 「アヴェンジャー」という題です
あらすじは〜
『すべては、1995年、ボスニアで一人のアメリカ人青年が殺害されたことから始まった——。
財界の大物エドモンドは、ボスニアへ向かった孫が消息を絶ったと聞かされる。行方調査を開始して数年、あるセルビア人に虐殺されたと判明するや、エドモンドは第二次大戦時の戦友、ルーカス上院議員に一本の電話を入れる。
2001年、弁護士デクスターは模型雑誌に、自分への仕事依頼の広告を見つけた。ヴェトナムで最も過酷な戦闘を潜り抜け、退役後弁護士として活躍していたデクスターは、ある事件を境に、“アヴェンジャー”というコードネームで「人狩り」の裏稼業もやっていた。今回の依頼は、ボスニアで孫を殺した犯人を捜してほしい、というものだった。
CIAの極秘チームは、上院議員からの問い合わせにも拘らず、あるセルビア人の所在を入念に秘匿した。アメリカ人青年虐殺の容疑で行方を追われている男だが、ビン・ラディン逮捕計画のキーマンであるこの男を、その時まで、必ず安全に泳がさなければならない。数年かけて網を張った、決して失敗が許されない作戦なのだ……。 そして、アヴェンジャーとCIA捜査員の命運は、男が隠棲する、南米の地でクロスする——
幾本もの運命の糸が、よじれ、もつれながら、2001年9月11日に向けて確実に延びてゆく……。』
この中でデクスターの ヴェトナムでの体験が結構詳しく書かれていて リアルで 戦争のむなしさも狂気も感じました その割には アヴェンジャーとしての活動は 痛快に終わるだけで 物足りなく感じた 
フレデリック フォーサイスのファンとしては 久しぶりの作品だけに 期待しすぎたのかしら・・・・

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